都心の喧騒から離れた武相荘を訪ねる。武蔵と相模の境にあるこの地に因んで又白州次郎独特のユーモア無愛想をかけて名ずけたものらしい。白州次郎正子夫妻お2人の美学が詰まった、生涯愛した白州邸を体感する。
庭に出れば四季折々の花が咲き、鳥のさえずり、虫たちや季節になれば竹林から筍も出てくる。
父、文平が買ってくれたアメ車のペイジグレンブルック。
マッカ-サーに送ったとされる椅子(レプリカ)。
普段は鶴川村武相荘に隠棲しカントリ-gentlemanとして農作業にいそしみつつ中央政財界に睨みをきかした。
レストランでは、幸いにもお席があり、次郎氏の愛したエビカレー、親子丼などをいただく。よく吟味されていてとても美味でした。部屋の設えのすりガラスも素敵でした。
プリンスプルをもって生きれば、人生に迷うことはないとの次郎氏の名言を思いだす。
感慨深いそして美学を感じた一日となった。